京友禅伝統工芸士について こちらでは京都資格に関する有益な情報をお伝えします。



京都の伝統工芸の中に、京友禅があります。

京友禅は、扇絵師の宮崎友禅斎によって考えられた染色です。

正絹の白い反物に直接絵柄を描いていき、染めだしたもので、昔は鴨川の流れでさらし鮮やかな色彩を出していました。

今では、水質の関係か、郊外に移転しています。

本格的な手書き友禅の場合では完成までに26もの工程があり、その美しさは現在、型染めなど簡単な工程で出来上がる着物とは比べられないほど、魅了します。

近年このような伝統工芸に携わる人々の高齢化がすすみ、後継者が不足しています。これを何とかしようと、昭和49年に伝統工芸士という認定試験が作られました。この資格を取得した場合、伝統工芸の保存、技術・技法のさらなる追及はもちろんのこと、後世の代に技を伝えていくという責務があります。

受験資格として、経済産業大臣指定の伝統工芸品の製造に、直接従事し、試験を受ける年度の4月1日現在で、12年以上実務経験を積んでいることが必要です。

試験内容も実技と知識の両方から問われます。

産地委員会に受験申請をすることで受けることができます。

京友禅の場合は、京友禅協同組合連合会が産地組合になります。

京友禅だけでなく、京小紋についても同じように伝統工芸士がいます。

小紋とは、武士の裃にもあるような小さな文様を一色で型染めしたものです。

最近は比較的大きい柄のものも出てきています。

京友禅・京小紋ともに、京都の代表的な伝統工芸であることは間違いありません。

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